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ラフノート ~落書きな絵と日記のノート~

落書きな絵と日記。ゲーム、漫画、小説、映画等で面白かったものをネタとしてのメモみたいな感じで綴っていけたらいいな、なラフノート。
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細い線が引けると背景が描けるっていうのはよく聞く話ですよね。
聞いたことないって方は多分漫画系ではない方向で絵を描いている方かと思います。
漫画は白黒2値で絵を表現するので細い線が引けないと表現の幅が極端に狭くなってしいます。
それを説明していこうと思います。

何故細い線が必要か、ということが分かっていない人はまず線というものが何かということをもっと考えてみるといいと思います。
私たちは基本的に輪郭を線として引きますが実際の物体には黒い線がそこに走っているわけではありません。
輪郭の線はその物体と背景との分かれ目でしかありません。白い立方体が白い机の上に置いてあったとしたら、分かれ目なんて見えないかもしれません。そこを分かっているのとないのとでは表現の幅が劇的に変わってしまいます。
輪郭を自分の中でどう捉えるか、これは背景を描くのであれば少し念頭に置いておいたほうがいいことでしょう。
また、物体の曲がっている部分にも同じことが言えます。
私たちは曲がっているところに線を引きますが、こっちこそ本当に線など存在しません。

輪郭にも曲がっている部分にも線が存在しない・・・。
つまり、線なんてもの実はないんですよね。実際のところすべての物は面で構成されています。

それでは何故私たちは線を使うのかと言えばそれが2次元的表現だからです。紙っていう2次元的な媒体を使うわけですからそれしかやり様ないですよね。そこで線というのは自分にとってどういうものなのかというのが重要になるわけです。

一般的な漫画はすべてのものをデフォルメしています。なのでアウトライン、つまり輪郭がとても重要な意味合いを持つのでそれを目立たせるために①のように輪郭線は太めに、そして曲がってる部分の線は細くというのが王道になります。単純に外側を太く内側を細く、を意識するだけで大分プロっぽい絵になります(線画においてですが)。
②のように折れるところまで太くしてしまうと子供用のカットイラストみたいな感じになります。目的があるならいいですが普通に使うにはあまりイケてないと思います。
③のようにすべて細くするというのもいいと思います。すべての線を細くあるようにするというのは先ほどの考えからは実物的には一番理にかなっているかもしれません。
ただ、ここまでするのであれば思い切って光源側の線もほとんどないものとして省略してしまう④のような形のほうが美しいかもしれません。


背景を気にして漫画を読んでいれば分かると思いますが④のような省略は色々応用が利きます。それはまた別に書いてみたいですね。そして、今になってもう一つ基本的な線の使い方を書くのを忘れていたのに気が付いたのでそれはまた次回ということで。
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コメント
この記事へのコメント
線と面
こんばんはー

漫画、絵画での表現手法ととらえ方の違いなのですね。
じゃ、イラストは?になって、また考えさせられましたー
2006/09/26(火) 00:28:40 | URL | zususuzu #-[ 編集]
ん~、漫画でも絵画的な人もいますし絵画でも漫画的な人もいますし。要は自分がどういう風に絵を描きたいかっていうのを考えるっていうのがまぐれでなく必然的にいい絵を描くために結構必要なのかなとか思います。
うお、哲学的・・・(^^;

イラストでも鉛筆使ったり、塗りだけで表現したり、細い線だけ使ったり、タッチをつけた線を使ったり、ラフっぽい雑なものを使ったりと目的に合わせて表現なんていくらでも変えていいと思います。完成形なんてないですし、人の数だけ理想があると思いますから。
2006/09/26(火) 02:01:13 | URL | 水里ひびき #-[ 編集]
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