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ラフノート ~落書きな絵と日記のノート~

落書きな絵と日記。ゲーム、漫画、小説、映画等で面白かったものをネタとしてのメモみたいな感じで綴っていけたらいいな、なラフノート。
とりあえず完結おめでとう、ということでフルーツバスケット23巻です。
一応レビュ記事なのですが、唐突に23巻だけ言ってもどうしようもない気もするしどうしよう(笑

ストーリーとしてはテント暮らしになってしまった主人公・本田透が同級生の男・草摩由希の家に転がり込むことから始まります。
草摩家の人々は異性に抱きつかれると12支の動物に変身してしまうという秘密がありそれを知ってしまった透を巻き込んでのトラブルあり恋愛爆発、友情炸裂な学園もの漫画です。

少女漫画らしい内面を描くような手法で人の内面が丁寧に描かれるのですごい暗い部分も出てくるのですが、そこに痛みを感じながらも何故か嫌にならない漫画です。
基本的に透によってすべての人物が浄化されていく物語かな(身も蓋もないですね、ごめんなさいw
読んでおいて損はないであろうアニメもかなり人気のあった作品です。

フルーツバスケット 23 (23) フルーツバスケット 23 (23)
高屋 奈月 (2007/03/19)
白泉社
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純白(ピュアホワイト)っていう印象が大きいです。
主人公の爽子さんがすごい白いイメージをまとっていてうっとりしちゃいます。
中々こう綺麗な人はいないんじゃないかな~。
このピュアさは少年漫画でも持ってる人あんまいない気します、最近スレてるキャラ多いし・・・。

で、そんな彼女の学校でのあだ名は

貞子w(もちろんリングからきてる)

超陰気な外見から貞子と恐れられ、目が合うと不幸になるとまで噂されてあまり近寄られない存在としてクラスで孤立している始末。
そんな中、貞子に普通に接してくれる風早君の存在があって、その付き合いを通して、少しずつ周囲に理解されていき、生まれていく友達があったり~なお話。

すごいと思うのがこういう話だと主人公の性格って結構卑屈になってると思うのですが、この話においてはそういう面はないです。
白いです
悩みはしますけど、いつも頑張っていて前向きです。
純白です

あんまり「私がだめだったから」的に自分を追い詰めていく主人公は好きじゃないんですよね。
それを納得できる環境や理由付けがちゃんと描かれていればいいんですけど最近勝手に悲しんで勝手に解決してっていう読者おいてきぼりの泣き系物語も結構多い気がするので、そういう中でこれは本当によかったです。

最後にもう一回言います。

純白です。

君に届け 1 (1) 君に届け 1 (1)
椎名 軽穂 (2006/05/25)
集英社
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